多くの人はおいしいお茶が飲みたいけれど、めんどくさいし難しいと思っているかもしれません。
しかし、実際にやってみるとそんなことはありません。複雑な手順など不要で、いつだって気軽に自由に楽しむことが出来ます。
この記事では日常的に簡単においしくお茶を淹れる方法を紹介します。
必要なもの
緑茶を淹れるためのに必要なものたちです。
- 急須(あるなら使ってみましょう。やはりこれが一番おいしく淹れられます)
- 茶こし(なければコーヒーフィルター、目の細かいザル、キッチンペーパーなどで代用できます)
- 茶葉(高ければ高いほど美味しい)
- お湯
- カップ(お湯に対応していれば何でもOKです。お気に入りのものを使うと心が弾みます)
茶葉の量
大体の茶葉は一杯淹れるのに10g程度。
ティースプーンにざっくり1杯です。
お茶の濃さを変えたいときは、茶葉の量を増やしたり減らしたりして調整します。
自分の好みの量を探ってみると楽しいですよ。
湯の温度
70℃〜80℃ぐらいが好ましいです。
香りや深みよりも苦さを求めるなら沸かしたてのお湯を注ぐと良いでしょう。
温度が調整できるものはこの温度にすればいいと思います。
電気ケトルで沸かす場合は高温すぎるので少し冷まします。
沸いてから1分30秒ぐらいおくといい感じです。
待っていられない時は、一度マグカップにお湯を注ぎ、そのお湯を茶葉に注ぐと丁度いい温度になります。
蒸らす時間
1分〜1分20秒ぐらいがおすすめです。
ここでうっかり放置しすぎると、注いだ時に茶色くなり、とっても苦くなります。
淹れ方
急須で淹れる
急須に茶葉を入れたら、お湯を注ぎます。
このとき、お湯の温度を下げるために、一度湯カップにお湯を注ぎ、カップから急須にお湯を注ぐのがおすすめです。
お茶を蒸らすお湯の温度がちょうど良くなり、さらにカップが温められてお茶が冷めにくくなるからです。
時間がたったらお茶を注ぐのですが、このとき急須を回したり揺らしたりしないようにしましょう。
よく回しているところを見ますが、それをすると雑味が出てしまいます。
満遍なく行き渡る様に注いだら、最後の一滴(程々でよい)までしっかり振ります。
この一滴が一番おいしいと言われているので遠慮なくいただいておきましょう。
茶こしで淹れる
カップの上に茶こしを乗せて、茶葉を入れ、お湯を注ぎます。
時間がたったら茶こしを引き上げます。
このとき、茶こしを斜めにして最後の一滴まで出しきるのがポイントです。
この一滴が重要なので是が非でもいただいておきましょう。
まとめ
お茶を淹れるには茶こしに茶葉を入れ、お湯を注ぐ。これだけです。
ここからさらに、茶葉の量を決める。お湯をの温度を調整する。蒸らす時間を考える。この三つのポイントを抑えるだけでおいしいお茶が淹れられます。あとは自分の好みに合わせてポイントを調整すれば、きっと良い味に出会えることでしょう。
それでは素敵なお茶生活をお過ごしくださいませ。